反応槽設備

水処理

リーフメンブレン®(メンブレンパネル式散気装置)

原理

省エネ性に優れた超微細気泡式の散気装置です。
従来メンブレンの課題であった圧力損失の低減により、さらに効率アップ。
耐久性に優れた特殊ポリウレタン膜は、国内下水処理において15 年以上の実績があります。

特長

  1. 低圧損と高効率の両立で省エネに貢献。
  2. 目詰まりしにくく保守管理が容易。
  3. 信頼と実績のあるポリウレタン膜採用。

低圧損型メンブレンパネル式散気装置

低圧損型メンブレンパネル式散気装置

フレックスエアー

原理

ゴムメンブレンを合成樹脂製の支持管に取り付けた筒型の散気装置で、左右一組としてヘッダー管にサドルで固定されます。メンブレンの材質は、EPDMとポリウレタンの2種類があり、メンブレンのスリットは円筒の上側半分のみに設置されています。気泡径1mm程度の非常に微細な気泡を低圧損で発生させることができ、送風機の消費電力量を大幅に削減することができます。

特長

1.高い酸素移動効率

2.低い圧力損失(5kPa以下)、および目詰まり防止

3.広範囲の空気供給量

4.高密度配置が可能(深槽での実績多数)

5.担体法やオキシデーションディッチ法にも多くの実績あり

磁気浮上式高速電動機直結単段ターボブロワ

原理

機械的ロスのない磁気軸受け採用により、下水処理場消費電力の40~50%を占めるブロワ電力の削減に貢献します。
潤滑油や冷却水設備が不要、また回転数制御とインレットベーン制御の組み合わせにより幅広い制御範囲で、必要な空気量をムダなく供給します。

特長

  1. ブロワ電力の削減による省エネを実現。
  2. 潤滑油や冷却水設備が不要。
  3. 幅広い制御範囲で空気量をムダなく供給。

磁気浮上式高速電動機直結単段ターボブロワ

空気軸受式可変速単段ターボブロワ

原理

ローターシャフトの回転により発生する圧力によってシャフトが浮上し、非接触で回転する動圧空気軸受けを採用しています。また、高効率のPMモーターを採用することで、正確な回転数制御と小型化を実現しています。

特長

1.ブロワ動力減により、電力量およびCO2削減に貢献

2.潤滑油、冷却水が不要でロングライフ

3.高効率で幅広い可変風量範囲での制御可能

4.低騒音、低振動、電磁両立性を実現

 

スウィングミキサーNeo

原理

下水処理では窒素、りんの除去や生物処理の安定化を図るため、嫌気・無酸素、好気法や嫌気・好気活性汚泥法を採用する施設が増えており、省エネ、省メンテナンスの撹拌装置が望まれています。
そこで、撹拌効率が良く軽量な水中プロペラに独自の旋回機構と整流ガイドを付加したスウィングミキサーNeoを開発し、省エネ、装置台数の削減、維持管理性の向上を実現しました。水中プロペラ及び旋回駆動装置の制御盤を機器付属とすることで、電気設備工事の機器制御盤は不要となり設備工事費が低減できます。

特長

  1. 省エネルギー
  2. 必要台数の削減
  3. 高い汚泥沈降防止能力
  4. 維持管理性の向上(維持管理用ブリッジも不要)

担体投入型反応タンク設備(Bio-Tubeシステム)

原理

閉鎖性水域の富栄養化や公共用水域の水質悪化の対策として、下水の高度処理に対するニーズが高まっています。これらのニーズに対応するため微生物固定化担体利用技術Bio-Tubeシステムを開発しました。
本システムは、微生物を高濃度に固定化することができ、高効率、低コスト、省スペースの高度処理が可能になります。

実用例

都城市都城浄化センター

担体投入型エアレーションタンクと上向流ろ過池の組み合わせにより、BOD、SSを高度に除去します。滞留時間は標準活性汚泥法の約1/2となります。

川崎市入江崎水処理センター(新西系)

嫌気・無酸素・好気法の好気タンクにBio-Tubeを投入した、BOD、窒素、りん除去システムです。Bio-Tube利用型とすることにより、滞留時間9.5時間で窒素、リン除去が可能となり、大幅な処理時間の短縮、省スペース化がはかれます。

関連分野/設備・技術

水処理

耐震性・耐久性に優れた汚泥搔き寄せ機です。

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